法人格：特定非営利活動法人
法人名：難民支援協会
全国（東京都）
部署・役職：広報部
名前：吉山 昌（よしやま まさる）
日本に逃れてきた難民の尊厳と安心が守られ、ともに暮らせる社会を目指し、1999年から活動をしています。難民一人ひとりへの支援や、政策提言、広報活動を行っています。国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）のパートナー団体です。
・日本に逃れてきた難民（難民申請者）への
直接支援：
＜法的支援＞
弁護士と連携し、保護されるべき人が速やかに難民認定を得られるよう支援しています。
＜生活支援＞
難民には最低限以下の生活を強いられている方が多く、生活に関する相談に応え、食料の提供や医療機関への受診の支援、住居の支援等も行っています。
＜就労支援＞
難民が就労して経済的に自立できるよう、日本語を中心とした就労前訓練を行い、また難民の雇用を考える企業との間のマッチングを行うなどしている。
＜コミュニティ支援＞
難民が地域社会の中でつながりを持ち、ともに生きていける関係性を築けるよう、自治体、学校、病院など、地域社会をつくる人びとと難民を橋渡しし、支援をしています。
・社会に向けた取り組み：
＜政策提言・ネットワーク＞
難民が適切に保護される制度の実現を目指して、関係者や市民団体とのネットワークを構築し、政府や国会に政策を提言するなどしています。
＜広報活動＞
SNSやメディアを通じた発信、イベント開催などを通じて、難民とともに暮らせる社会を目指し、理解と共感の輪を広げる活動に取り組んでいます。
実は、日本プロ野球史上一人目の外国生まれの選手が、難民だったことをご存知でしょうか？
巨人軍で活躍したヴィクト・スタルヒンです。1916年、ロシアで生まれ、2歳のときにロシア革命が勃発。彼の一家は旧体制派として迫害を受け、革命軍に追われ、9歳で北海道の旭川にたどり着きました。（参考）
彼以外にも、世界には紛争や人権侵害などで母国を追われ、逃れた先で機会を得て活躍してきたアスリートたちが今日も数多くいます。
アスリートに限らず、一人ひとりが力を発揮できるのは、社会に平和と安定があるからこそ。まずは、難民が母国を追われ失った当たり前の生活を取り戻し、そして、力を生かせるような社会を皆さんとともに作っていけたらと思っています。
是非、ご支援をお願いします。
日本に逃れてきた難民を支援している日本の代表的な団体。難民認定のための法的支援、生き抜く力を支える生活支援、経済的に自立するための就労支援、ともに地域社会をつくるコミュニティ支援、難民受け入れ政策を促す政策提言・ネットワーキング・広報活動など、幅広く難民支援に必要な活動を行っている。