分野①:子ども支援
分野②:小児がん

認定NPO法人
ゴールドリボン・ネットワーク

■団体名

法人格:認定NPO法人
法人名:ゴールドリボン・ネットワーク

■活動地(所在地)

全国(東京都)

■担当者

部署・役職:専務理事兼事務局長
名前:真鍋 美薫(まなべ みか)

■団体URL

■活動分野

子ども、教育、貧困、医療

■主な活動内容

「小児がんの子どもたちが安心して笑顔で生活できる社会」の創造を目指し、2008年に設立しました。

①小児がん患児・経験者のQOL(生活の質)を向上させるための支援

②「小児がんが治る病気になるための研究」や「小児がん経験者の生活の質を向上するための研究」の促進を目的とした研究助成と留学支援

③小児がんについて周囲に正しく理解してもらうよう、情報提供と理解促進

以上3つの活動を柱に、治療から就学・就労までを支援する事業を実施しています。

■主な事業内容、支援実績等

()内数字は2022年実績
■QOL(生活の質)向上支援
・小児がん患児と付き添い家族が、遠方の病院で治療を受けるために必要な交通費・宿泊費等の助成事業(のべ178世帯に総額約2,501万円を給付)

・入院付添いのために、保護者の就業の継続が難しくなって収入が途絶えたり、入院による支出が増えるなどの経済的な影響を大きく受けやすいひとり親世帯を支援する事業

・小児がん経験者の大学生等を対象とした給付型奨学金(40名に年間1,824万円を給付)

・患児へのニット帽、マスクのプレゼント事業

・晩期合併症を抱える小児がん経験者の就労移行支援

・小児がん患児・家族対象のサバイバーネットワークの運営

・患者会等が行う交流イベントへの助成

・オンライン医療相談サービスの無償提供

・小児がんに関する情報提供や、ガイドブック等の制作支援

■研究支援
・小児がんの治癒率向上、経験者のQOL(生活の質)向上のための研究費用の助成 (15の研究に総額1,576万円を助成)
・小児がん研究者の研究留学支援

■普及啓発活動
・「ゴールドリボン・ウオーキング」の開催

・オンラインイベント
「Gold Ribbon Month 2022」の開催

■プロ野球選手へのメッセージ

日本では年間約2500人の子ども達ががんを発症しており、近年の5年生存率は70~90%であるものの、子どもの病死原因第1位という厳しい現実があります。
皆さんの活躍と力強い応援は小児がんとたたかう子ども達に大きな勇気を与えてくれます。 小児がんの子ども達が安心して笑顔で過ごせる社会づくりの仲間に加わっていただければ幸いです。

■BLF推薦コメント

「ゴールドリボン」という、小児がんに対する理解や支援を呼びかけるときに使われる世界共通のシンボルマークを活用して、小児がんの子どもたちが安心して笑顔で生活できる社会の創造に向けて日々活動している団体。小児がんは、一般的に15歳未満の子どもが発症する希少がんで、種類も多く、日本では子どもの病死原因の第一位であり、小児がんの子どもたちとその家族を取り巻く現状は厳しい。リボンの活動は有名人が広める役を担いやすい。